パパママさんにとって、まず大きな山場の一つが「イヤイヤ期」。
何をいってもイヤー!イヤー!の時期は先が見えなくて、一体いつまで続くのか…
イヤイヤ期がいつから始まり、いつから終わるのでしょうか。
とはいえ、個人差がとても大きいのがイヤイヤ期。
今日も今日とてイヤイヤ期 (メディアファクトリーのコミックエッセイ) [ きのかんち ]
早い子では1歳半くらいから始まり、遅い子では3歳過ぎです。
中にはほとんどイヤイヤ期がないお子様もいます。
イヤイヤ期の激しさやその表現も、もともと持って生まれた性格にも大きく左右されますがこればかりは「その時になってみないとわからない」のが現実です。
しかし、2歳前後が最も多いとして知られています。
「魔の2歳児」という言葉があるくらいですし、英語でも「the terrible twos」、フランス語でも「La première adolescence 」と言うくらい世界中の親御さんが悩まされる時期です。
今日も今日とてイヤイヤ期 (メディアファクトリーのコミックエッセイ) [ きのかんち ]
真っ最中になると終わりの見えなさに「一体いつになれば終わるんだろう」と途方に暮れてしまうことも多いと思います。
一般的には半年〜一年ほどと言われていますが、これも個人差がとても大きいです。
しかし、「イヤイヤ期」の大きな要因の一つが「なんでも自分でやりたがる時期なのに、言葉の表現がついていかない」ことにあると言われています。
まだ2、3年しか生きていないお子様にとってはまだまだ何もかもが初めての年代。
「どうして自分のしたいようにできないの!」ということを理解できる知識も足りません。
言葉もやっと発するようになった頃で、まだまだ使い方に慣れていません。
発音も言葉選びも初心者なのです。
言葉もやっと発するようになった頃で、まだまだ使い方に慣れていません。
発音も言葉選びも初心者なのです。
そして自分がどうして腹立たしいのか言葉で表現できなくて「イヤー!イヤー!」とただ泣き叫ぶしかなくなってしまうのです。
つまり、言葉の発達とともに「イヤイヤ」だけでない言葉が言えるようになり、結果的にイヤイヤが落ち着いてくることも多いのです。
とはいえ、その半年か1年の間にギャーギャー叫びバタバタ足をふみ鳴らしでご近所に苦情を申し立てられて困ってしまうこともあります。
お家で立てる騒音にはできるだけの対策をし、煮詰まったら保健師さんや各種相談窓口に話をしたりして一人で抱え込んでしまわないことも大事です。
ママさん1人で煮詰まって怒鳴りつけてしまうと、ますますギャーン!と泣き叫ばれたりすることもありますしね。
お友達や親戚、あるいは公的機関で相談に乗ってくれる人がいれば「自分だけじゃないんだ」と思えます。