どんなに気をつけていても、一瞬の隙に赤ちゃんがベッドから落ちて頭を打った、、ということはあります。
そんな時パニックになってしまわないためにも、転落防止策と合わせて「いざ事故が起こったらどうすれば良いのか」ということを頭に入れて置くことが大事です。
もし重傷を負っている可能性があるならば、すぐに救急車で搬送してもらう必要があります。
命に関わる状況だからです。
頭を打っていた場合、一刻を争う状況である可能性があります。
・何回も嘔吐している
・痙攣している
・意識や呼吸がない
・耳・鼻からの出血
・反応が度を越して鈍いか無い
また、落ちてから2、3日経って嘔吐がひどいようでしたらやはり救急を呼んだ方がいいです。
もしかして別の病気かもしれませんが、頭を打った後の吐き気は大人でも用心のサイン。
きちんと検査をして、大事でなければそれで良いのですから、こうした時は遠慮せず救急車を呼びましょう。
無論、万一脳に何かあったら手当は早い方が良いですし、別の病気ならその手当も早くした方が良いです。
転落しても明らかに頭を打っていなかったり、厚手のジョイントマットやクッションの上に落ちたりしていて打撲は大したことなさそう、と言うこともあります。
そんな時はやはり病院で見てもらった方が良いでしょう。
病院にかかる前に、小児救急相談電話にかけてどこにかかれば良いのか、心配ないのかも聞いてみましょう。
もし事故が起こったのが夜でも、以下の番号ならば専門家が答えてくれます。
一人で「大丈夫だろうか」と悩むよりも、プロの方に意見を伺った方がスッキリします。
急ぐ必要はありませんよ、ということでしたら翌日病院で念のために診ていただくのも良いでしょう。
ただ、小児科の小さなクリニックだと大がかりな機材がなかったりして脳の検査はあまり込み入ったことができない場合も多くあります。
頭を打った場合の検査は、小さいお子様でも脳外科に行くように言われることもあります。