ガス圧収納ベッドにも使われるガスダンパー。
故障を防いで、長く使うためにはどのようなことに気をつければ良いでしょうか。
どんな家具のパーツでもそうですが、乱暴にガタンガタンと扱うとそのぶん寿命も縮みます。
ガスダンパーの場合、最大以上に伸ばさないことが大事です。
開ける時も、ガン!と勢いよく開けるのではなく静かに開けましょう。
閉める時もガツン!と叩きつけるようにしてはいけません。
丁寧に自然な力で開閉作業をし、ダンパーに無理な力を加えないようにしましょう。
調子が悪い時に、ついつい自分で調整してしまいたくなる人もいるでしょう。
しかし、ガスダンパーは勝手に分解してはいけません。
毒性のあるガスではないとはいえ、高圧のガスが封入されているのがガスダンパー。
下手な開け方をすれば事故のもとです。
ガスダンパーの整備を本業とするプロの方以外は触らないようにしましょう。
ダンパーの調子が悪い時は、メーカーに問い合わせて指示を仰ぎましょう。
ガスダンパーはスプリングの一種ですから、「オイルを塗れば滑りが良くなるんじゃないかな?」と勘違いしてしまいがち。
しかし、余計なオイルを塗ってはいけません。
オイルを使う時は、指定のオイルをプロの人が適切な場所に使わないとダンパーが痛む元です。
その他、製品ごとに使用上の注意が添付されていると思います。
説明書はよく読み、使用法を守るようにしましょう。
きちんとした使い方をしていても、どうしても長年使ううちにダンパーからガスがわずかづつではありますが漏れてきます。
使用する環境によっても多少の際はありますが、長く使っていればやがてダンパーの動作が悪くなります。
すんなりダンパーが上がらないな?と思ったら無理をして酷使せず、メーカーに問い合わせましょう。
パーツ交換に応じてくれるメーカーさんだったら、スペアのダンパーを取り寄せてもらいましょう。