すのこベッドのカビ防止対策としても人気の除湿シート。
しかし、ただ敷いただけでは十分に除湿をすることができません。
どのように除湿シートの手入れをすれば良いのでしょうか。
汗や空気中の湿気といった水分を吸収する除湿シート。
中にシリカゲルなどの除湿剤を封じたもの、吸湿性のいい繊維で編み込んだものと色々タイプがあります。
しかし、どんな素材であっても除湿シートは無限に水分を吸い取れるわけではありません。
吸い切れる量の限界を越えると、それ以上水分を吸ってくれなくなります。
吸湿の限界を迎えた除湿シートをそのまま敷いて使うとどうなるでしょうか。
シートの中に貯め切れる水分(汗)の量は限界を迎え、水分が外に滲み出てしまいます。
水分を吸わないシートの上には汗の水分が降り注ぎ、結局すのこベッドに水分がベッチャリくっついてしまいます。
そうするとカビも生えてしまいます。
材質に関わらず、ベッド用の除湿シートのほとんどは干すと水分が出ていき、再び吸湿効果を取り戻します。
どれだけ干せばいいのかは製品にもよりますが、2〜3時間でも十分です。
中には吸湿具合が一目でわかる表示がついている除湿シートもあり、干すタイミングを教えてくれます。
表示がついていないものでも、最低週1回は干しましょう。
汗かきの人はもう少し早いペースで除湿シート干しをやりましょう。
水分を吸い取る素材でできているシートですから、水洗いはだめなことが多いです。
もし汚してしまった場合、どのような洗剤を使えるかは製品により異なりますので、商品に付属した説明書をよく読みましょう。
シリカゲルのような除湿剤封入型だと、外が破れて中の除湿剤が出てしまうと諦めて処分しなければならないこともあります。