手作りで家具を作られる方が多いこの頃。
すのこベッドも手作りされる方は多くいらっしゃいます。
では、すのこベッドの手作り方法はあるのでしょうか?
簡易的な方法から本格派までご紹介します。
DIYで最も簡単なすのこベッド作りの方法は、「市販の木製すのこを買ってきてくっつける」ことです。
接着剤でくっつけて作っている人、結束バンドでつなげて作る人もいます。
この方法ですと、高さは元のすのこの分だけになりますので、かなりロースタイルのすのこベッドに仕上がります。
もちろん買うすのこのサイズや高さは合ったものを揃える必要はあります。
分厚いマットレスを敷けば少しのズレはあまり気にならないかもしれませんが、やはりなるべくズレはないようにきっちり合わせましょう。
ただし、この簡易タイプの手作りすのこベッドですとどうしても足は短めになります。
ベッドの足が短いと湿気は貯まりやすいですから、すのこベッドの利点である「湿気を逃がす」という機能面ではやや落ちてきてしまいます。
すのこを何段も重ねて高さを出す人もいますが、安定性や掃除のしやすさに難が出てきてしまいます。
このタイプの簡易ベッドは「とりあえずまず一度自分でベッドを作ってみたい」という方向けでしょう。
DIYの上級者さんになると、もう少し足の長めのすのこベッドを作る人もいらっしゃいます。
フレームに太い柱の木材をホームセンターで買ってきて組み合わせます。
加工しやすい2×4材を使われる方が多いようです。
すのこは木材をカットして2、3本づつ接着して自作することもできます。
既製品のすのこをカスタマイズして、自作のフレームと組み合わせるのもありでしょう。
ただし、ここまでやろうと思うとかなり本格的な技術が必要。
少し柱がずれると安全性にも問題が出てきますし、しっかりと設計する必要があります。
もちろん簡単に折れない木材を選ぶ必要もありますし、どうかすると既製品以上のコストはかかりますので「手作りするのがとにかく好きだ」という方向きではありますよね。