通気性の良いすのこベッドですが、それだけでベッドのカビを完全に防止することはできません。
換気やこまめな布団干しといった対策を併用する必要があります。
そんな対策の一つが除湿機です。
どのように除湿機をすのこベッドと併用していったら良いでしょうか。
除湿機も様々なサイズがありますが、コンパクトなものだとベッド下におくことができます。
押し入れやクローゼット・靴箱の中に入れて使う用の除湿機がありますから、そういったものを選びましょう。
水のタンク容量が小さいぶん、毎日ベッド下から取り出して溜まった水を捨てるメンテナンスをするという手間は要りますが、一番湿気の貯まるところで除湿機を回すのですから効率的と言えます。
こまめに毎日取り出す手間が惜しくないのでしたら、ダブルサイズ以上の大きいベッドの下ではなるべく奥の方に小型除湿機を押し込んで置くとなお良いですね。
どうしても奥の方が湿気がたまりやすいですから、その湿気を除湿機で吸い取るとカビのリスクを減らせます。
古い賃貸住宅や官舎などで、部屋全体が結露しやすくなっている場合はベッド下の湿気だけを取り除いても足りません。
部屋中の湿気をこまめに取り除く必要があります。
この場合はサイズが大きめで1l以上のタンク容量がある、できるだけ強力な除湿機を買いましょう。
カビ臭さを防止するために、脱臭効果もあるとベターです。
そしてすのこベッドの下にサーキュレーターで時々風を吹かせ、湿気をベッド下から外に出すとなお良いです。