家具や壁のカビ防止には、こまめな換気も大事。
換気により、カビが好む湿気を逃がすことができます。
でも、換気ってどれくらいすれば良いのでしょうか?
また、窓を開けるのが辛い気候の時はいつ換気すれば良いのでしょうか。
湿気を綺麗に逃すには、お部屋中に風が通り抜けるのがベスト。
そのために一番良いのは、「対角線上の窓を開ける」ことです。
空気が直線距離で通りやすいルートを作ることで、効率よく換気ができます。
しかし、家の構造上そうもいかない時もあります。
そんな時は、2つ窓があればできるだけ離れた位置の窓を開けましょう。
外の空気も綺麗で、日差しもポカポカ。
家には人がいて、防犯上もさほど心配がない、という時でしたら窓を開けての換気はなるべく長い時間しましょう。
在宅で家事や仕事の作業をしているのでしたら、作業中に泥棒が入っても困ります。
目の届きやすい、作業場所近くの窓を開けると良いでしょう。
多忙だとなかなかじっくり時間をとって換気することができない場合もあります。
特に1人暮らしだと、家を開けるときには窓を閉めて施錠していかないといけませんしね。
そういった時は、朝の5分程度でも全く換気をやらないよりましです。
窓を開け、布団をめくり上げて空気を逃しましょう。
折りたたみすのこベッドの上で布団を干せる場合は、その干し時間に合わせて数分でも窓を開けると違います。
キッチンやお風呂場の換気扇も、在宅時にはできるだけ回しておきましょう。
猛烈に蒸し暑い地域の真夏ですと、日中はクーラーがないとやっていけません。
窓を開けたら逆にもっと蒸し暑い空気が入ることもあります。
蒸し暑い地方はどこ?
しかし、全く換気しないというのもよくありません。
早朝ですと蒸し暑さは幾分ましですので、朝起き抜けの10〜20分くらいはせめて窓を開けて換気しましょう。
夕方に涼しくなる地方でしたら、日が落ちるかどうかの時間帯にも換気すると良いでしょう。