通気性の良さで人気のすのこベッド。
でも、「何があっても絶対カビない」ということではありません。
油断するとやっぱりカビは生えてしまいます。
どんな場合に、すのこベッドでカビが生えることがあるのでしょうか。
いくら通気性が良いとはいえ、敷き布団やマットレスを1度も干さずにいてよい訳ではありません。
寝るたびに、湿気は溜まっていきますし、すのこで逃がしきれない分もあります。
そうなると、マットレスや布団の下にカビが生えてしまいます。
朝起きて、掛け布団をそのままにしていては布団の中に湿気がたまる一方。
定期的に布団はめくりあげ、マットレスも時々は外して立てかけて空気を通しましょう。
できれば最低でも週1は干しましょう。
掛け布団も起きた時は大きくめくり上げ、中に溜まった湿気を出しましょう。
脚がそれなりの高さがある据え置きタイプのベッドですと、ベッド下からある程度湿気を逃せます。
しかし、ロータイプだとベッド下のスペースが狭いぶん、空気が澱みやすくなり湿気は逃げづらくなります。
特に毎回畳むことが前提タイプの、畳の上に敷くタイプのすのこベッドを敷きっぱなしにすると危険です。
床までの距離がわずかしかありませんから敷きっぱなしだと湿気がかなりこもります。
畳にもベッドにもカビが生えるなんてことにもなりかねません。
せっかくすのこからベッド内の湿気を逃がしても、そのままお部屋の中に溜まっていては同じことです。
お部屋の換気をして、湿気を外に逃がさなければいけません。
冬の寒い時や雨が降りがちな季節は窓を開けるのも億劫でしょうが、やはり1日1回は換気しましょう。
どうしても部屋の構造上や、その日の気候の問題で窓を開けても空気が淀むこともあります。
そう言う時は扇風機などで空気を回しましょう。