引っ越した先が思いの外蒸し暑くて、それまでに買った家具がカビてしまった!
そんなことにならないためには除湿対策はもちろん、どの地域が蒸し暑いのかをあらかじめ知っておきましょう。
では、日本で特に蒸し暑さが厳しい地域はどこなのでしょうか。
暑い地域といえば九州というイメージですが、特に熊本と鹿児島は気温も湿度も高いです。
8月のよく晴れている日など、日傘なしではとても歩けません。
両地域のやっかいな点は、ただ暑いだけでなく「蒸し暑い期間が長い」ことにあります。
熊本は6月にもなればもう真夏の暑さで、9月いっぱいまで蒸し暑さが続きます。
しかも、夕方になると土砂降りの夕立も頻繁に来るので余計湿気がひどく、窓を開けての換気もままなりません。
10月中旬ごろまで暑さは続きます。
鹿児島熊本よりはまだ若干マシですが、佐賀もかなり蒸し暑さの厳しい地域です。
とはいえ、鹿児島・熊本でも高原地帯なら比較的涼しいです。
逆に沖縄は風がよく吹くので、体感的には「蒸し暑い」という感じは意外としないのです。
東京や横浜といった関東の大都市は総じて暑いです。
「ヒートアイランド現象」により、体感的な暑さがかなり厳しくなります。
コンクリートで固められ、高層ビルの照り返しで暑さが増します。
しかも夜になってもなかなか気温が下がらず、タワーマンションの高層階だと安全上もありなかなか窓を開けて涼むこともできません。
低層階は低層階でコンクリート地面の暑さがこたえます。
冬も寒いのに、夏は夏で猛暑の地域というのがあります。
日本海側の地域で特にこういった場所が多く、有名なのは山形県。
東北にも関わらず夏は暑いです(冷やしシャンプーなんてのができるくらいですからね)。
島根県や石川県でもフェーン現象で猛暑となることがあります。
太平洋側でも静岡や小田原あたりもフェーン現象で猛暑になりやすい地域です。