ベッドの中には、下収納スペースを備えたものがあります。
もちろんすのこベッドにも収納付きタイプのものがあります。
そのメリット、デメリットはどんなところにあるのでしょうか。
すのこベッドの収納は引き出し式のタイプが多いです。
引き出し式収納ですと取り出しやすいので、毎日着る服や下着をしまうのに手が届きやすく便利。
部屋に備え付けのクローゼット容量が限られているときは、ベッド下に収納できると散らからずにすみます。
特にワンルーム住まいの人や狭い社宅、官舎住まいの方は収納スペースの確保に悩むことも多いでしょうし、効率よく収納できるベッドがあると助かります。
跳ね上げ式の収納タイプもありますし、それに近い構造で上部のすのこを手動で開閉するタイプもあります。
この形式ですと大きなものを収納するのに向きます。
普通の跳ね上げ式と同じくシーズンオフのラグマットやスポーツ・レジャー用の機材といったかさばるものを収納することができます。
すのこベッドは本来ですとその通気性の良さが魅力。
ベッド上部から降りてきた湿気をベッド下に逃がせるはずです。
しかし、すのこベッドでも下に引き出し収納があると、外へ逃げるはずの湿気は引き出しの中にたまりがち。
湿気の逃げていくスペースがかなり狭まってしまいます。
収納スペースの中にしまった物の上にも湿気が降りてきてしまいます。
ですからベッド下収納付きのすのこベッドの場合、普通のすのこベッド以上に湿気対策には気を払う必要があります。
収納スペース内には除湿剤を置くようにしましょう。
そして収納スペースはこまめに開閉し、中に溜まった湿気を逃すようにしましょう。
もちろん、マットレスとシーツの間にも除湿パッドを使いましょう。