すのこベッドも様々な種類のものがありますが、特に人気なのが日本国産のベッド。
なぜ国産すのこベッドが人気なのでしょうか?
その秘密を考えてみましょう。
日本国内にある工場や工房で作られるということは、何かあって製造元に問い合わせたいときにすぐ連絡が取りやすいということでもあります。
直接メーカーから購入せず、通販会社や大手家電量販店で買うときも同様。
トラブルがあってクレームを入れるにしても、本社が外国のメーカーだと「考え方が違うのでは」「日本の営業所はよくても本社の感覚が違うのでは」という心配事があります。
同じ日本国内ですから、万一の時の責任がとってもらいやすく、担当者とも日本語で会話できますから問題点やフォローをどうするかの話し合いもしやすいです。
かつ日本の法律でしっかりカバーできるという安心感があるのです。
一口に「国産」と言っても原材料はある程度諸外国から仕入れる場合もあります。
金属部品などは原料の国産100%には限界がありますからね。
しかし、国産木材は国内でもそれなりの量生産されていますが、どうしても高価なんじゃ?と思われがち。
国産木材だと人件費もかかります。
日本の山の環境ですと急斜面で木を育てます。
そのため木材に加工するときは外国産以上に「いかに曲がりを抑えるか」ということに心血を注ぐ必要があります。
コスト削減だけを考えて早く作ればいい!という考えの木材加工ではとてもやっていけません。
国産の木材は高いぶん、良質に仕上げたものはそれだけ高い技術で加工されている安心感があります。
特にすのこベッドの場合、すのこの木材がばきっと割れないか?という心配がありますからね。
高くても丈夫な木材で作られたすのこを求める方も多いでしょう。
ですから、国産すのこベッドは根強い人気があるのです。