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ベッドに使う合成皮革もいろいろ!

レザーベッドなどの家具に使う合成皮革も、1種類だけではありません。
しかしPVCとかPUとか書かれていても、どんな材質なのかわからないことも多いです。

そこで、ベッド等家具に使う主な合成皮革の種類と特徴を解説します。

PVC

「ポリビニルクロライド」の略称、つまり塩化ビニル製レザーのことをこう呼んでいますす。
クロロエチレンという化学物質を重合させて作ります。

柔らかく整えるため「可塑剤」を入れますが、この可塑剤の使い方で固いものやわらかいものと様々な材質を作る事が出来て、目的に応じて配合や入れ方を変えて作ります。

カーテンのような薄いものから、スマホケースのような固いものまで幅広い製品を作れる強みがあります。

レザー風の生地にするときは、ベースの織物の上に塩化ビニール樹脂のコーティングにより作ります。
技術の進歩に伴い、ホンモノの革とみまごうばかりのレザーに仕立てる技術も進歩しています。

表面の仕上がりがつややかになります。

耐久性はありますが、通気性があまりよくないので夏の暑いときは湿気でぺたぺたするのが気になる、という方も少なくありません。

熱や有機溶媒には強くありませんので、ライターはもちろん、ドライヤーやプラモの塗料などを近づけないようにしましょう。

PU

「ポリウレタン樹脂」の略です。

レザー風生地に仕立てる際には、ベースの織物の上にポリウレタン樹脂をコーティングします。

PVCよりもやわらかな感触に仕上がり、体に触れるものに使うには向いています。
そのため、椅子のような直接体に触れる部分がある家具にも使われます。

PUレザーの家具はPVCレザーのものよりお値段も張ります。

しかし耐久性がやや落ち、湿気の多い部屋に置くと「加水分解」という現象によりぼろぼろになりやすいです.
ですから蒸し暑い地方で使うのには向いていません。


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