まず結論からいうと、乾式合成皮革と湿式合成皮革というのは作りかたの違いになります。
合成皮革はベースになる合成繊維の布の上に樹脂のコーティングを施しますが、この過程が違うのです。
よく間違われる事ですが「湿式」というのが「仕上がりがべったりする」ということではありません。
もちろんそれぞれの製法だけで品質が決まる訳ではありませんし、双方の製法とも使う薬剤や細かい工程等で無数のバリエーションがあります。
目指すレザーの仕上がりによって、製造方法を使いわけることも多いです。
合成皮革はベースになる合成繊維の布の上に樹脂のコーティングを施しますが、この過程が違うのです。
よく間違われる事ですが「湿式」というのが「仕上がりがべったりする」ということではありません。
もちろんそれぞれの製法だけで品質が決まる訳ではありませんし、双方の製法とも使う薬剤や細かい工程等で無数のバリエーションがあります。
目指すレザーの仕上がりによって、製造方法を使いわけることも多いです。
ベースとなる布の上にポリウレタンなどの樹脂を載せる際、フィルム化してくっつける方法です。
このフィルムを作る時に、「こんな柄にしたい」というようなデザインに基づいた離型紙を用意し、その上に貼付けます。
そして乾かして離型紙をはがして仕上げます。
現在の人工皮革の多くはこちらの乾式になります。
このフィルムを作る時に、「こんな柄にしたい」というようなデザインに基づいた離型紙を用意し、その上に貼付けます。
そして乾かして離型紙をはがして仕上げます。
現在の人工皮革の多くはこちらの乾式になります。
こちらはベースの布の上にポリウレタン溶液をコーティングし、水に浸します。
そうするとポリウレタン樹脂が出て来て凝固し「ミクロポーラス層」というものを形成します。
つまり、乾式との最大の違いはこの「ミクロポーラス層」の有無ということになります。
その上に乾式と同じようにフィルムをくっつけて仕上げます。
より本革に近づけた、柔らかな風合いに仕上げたい時に使われます。
そうするとポリウレタン樹脂が出て来て凝固し「ミクロポーラス層」というものを形成します。
つまり、乾式との最大の違いはこの「ミクロポーラス層」の有無ということになります。
その上に乾式と同じようにフィルムをくっつけて仕上げます。
より本革に近づけた、柔らかな風合いに仕上げたい時に使われます。