普通のベッドよりずっと低い場所で寝たい!というとき、二つの選択肢があります。
一つはフロアベッド、もう一つは折りたたみタイプの足のないすのこベッド。
どちらを選べば良いのか、それぞれの良さとデメリットを考え合せてみましょう。
フロアベッドと折りたたみすのこベッド、どちらも床に近い場所で寝るだけに湿気やカビが気になるところです。
据え置きが原則のフロアベッドの場合、マットレスをドロップインするタイプだと通気性はどうしてもよくありません。
しかし、足のあるタイプ、すのこタイプならフロアベッドもある程度の通気性は確保できます。
床置きの折りたたみすのこベッドの場合、カビが生えてしまった!という時、「すのこベッドを敷きっぱなしにしていた」というのが原因だったりすることも少なからずあります。
折りたたみタイプは毎回折りたたむことが原則です。
もしまめに折りたたむのであれば、折りたたみすのこベッドの方がフロアベッドよりも通気性は良いと言えるでしょう。
フロアベッドの場合、マットレスを使うか敷き布団を使うかで大きく違ってきます。
マットレスを使うと、床面から40cm近くの高さになることもあります。
敷き布団をフロアベッドに乗せて使う場合はグッと低い位置になります。
さらに脚の付け替えが可能なタイプのフロアベッドですと、もっとも低くして床から10cmくらいになります。
床置き式の折りたたみすのこベッドは高さがすのこの短い脚と木材の厚さぶんですから、5cm前後の高さの位置で寝ることになります。
「とにかく低い場所で寝たい!」というなら折りたたみベッドですが、「あまりに低すぎるとかえって落ち着いかない」という方はフロアベッドの方が程よい高さかもしれません。