ベッドとソファと2wayで便利なソファベッド。
でも、適切な使い方をしなければせっかくのソファベッドも痛めてしまいます。
どのように使ったら良いか、その基本を解説しましょう。
ソファベッドを伸ばしてベッドにした時に、そのまま寝るのは良くありません。
なぜなら、人間は寝ている間にたくさん汗をかくからです。
そのままソファベッドに寝転ぶと、汗の水分や塩分が染み込んで、ソファベッドの材質を痛めてしまいます。
特に合成皮革の場合、水分にずっと晒されていると加水分解でボロボロになる元です。
それだけでなく、体の汚れや落ちた髪もつきやすくなります。
ですから、ベッドとして使う時は最低でもソファベッド本体の上にシーツ1枚は敷きましょう。
綺麗に平にならない場合や、足の安定があまり良くないキャスタータイプの場合、三つ折りマットレスを敷いてからシーツを敷くと良いでしょう。
中にスプリングなどが入っていたり、高反発マットレスを使っていたりで程よい硬さがある場合は薄手のベッドパット+シーツでも構いません。
どちらにしろ、ソファベッドの上に何も敷かず直接転がって一晩寝るというのはよくありません。
ソファベッドは、基本的に「マットレスや布団を敷きっ放しにする」のには向いていません。
起きたらきちんとパットやシーツを取り除き、ソファ状態に戻すことが前提です。
特にフロアタイプのソファベッドにシーツ敷きっぱなしの万年床状態にしておくとカビの原因にもなりかねません。
面倒臭くても、シーツやパッドは毎回ちゃんとたたみましょう。
シーツはこまめに洗濯することが大事です。