場所を節約できて、幅広い使い道で便利なソファベッド。
しかし、心配なのが寝心地です。
ソファベッドの寝心地は、普通のベッドと比べて大丈夫なのでしょうか。
一昔前までは、確かにソファベッドは寝にくいというイメージでした。
何か変にふかふかして、体が沈んだような感じがしてしまっていました。
これでは落ち着いて寝付きにくいですし、起きた時にも十分睡眠が取れなくて疲れが残ってしまいます。
体が沈む状態が長時間続くことにより、腰を痛める人もいました。
これは、従来のソファベッドは「ソファ」よりの作り方をされていたことが大きいのです。
中はウレタンで、座っている時のフカフカ感があって長い時間横になって使う時のの安定には欠けていたことも多かったのです。
ですから「ソファベッド=寝にくい」というのは一昔前には確かにそうだった、と言えますね。
しかし、最近はそんなソファベッドの寝心地もかなり改善されてきました。
ベッドの時はなるべく平になって、安定した寝心地が保てるように各メーカーとも工夫しています。
一般的なベッドのマットレスのように、ポケットコイルなどを入れて程よい硬さと弾力性を持つように工夫されたソファベッドもあります。
中がウレタンフォームのものでも、ふかふかではなく硬めにして寝やすいように工夫した製品も増えてきました。
また、ソファベッドといってもフカフカのクッションタイプではなく、固い木製フレームのタイプもあります。
これですと、ベッド時にはマットレスを乗せて使いますので、普通のベッドとかなり近い感覚になってきます。
もちろん、従来のような「ベッドにしてもどうもフカフカすぎで落ち着かない」ソファベッドが完全になくなったわけではありません。
しかし、昔よりはずっと寝心地のよいソファベッドは探しやすい環境にはなっていることは確かです。