タモ材ってどんな木材？

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タモってどんな木材？

北欧デザインなどの木製家具によく使われるものの一つに「タモ」があります。
いったいどんな特徴のある木材なのでしょうか？
そして、家具に使うにあたってどんなところが優れているのでしょうか。

タモとは、モクセイ科トネリコ属の広葉樹です。

国内では北海道によく生えており、成長が早いのが特徴の木です。

そして幹が太く、直径1mにも育つことがあります。

比較的涼しいところを好む植物ですので、日本国外では中国、ロシア、朝鮮半島などでも育ちます。
国産のタモを使うこともありますが、大手家具業者だとシベリア産などを使っているところも多いようです。

幹がまっすぐ育つため、効率よく木材に加工できます。

色は黄色みのかった淡い色合いです。

幹のまっすぐさも手伝って、均等な材を取り易い木ですので無垢材の材料としても人気の高い材質です。

無垢材ってなあに？

木目の入り具合が均等で美しく、年輪がはっきりと入りますので、木目の曲線美を好む人には人気の木材です。

材質はそのしなやかさが魅力。

オーク材よりは若干やわらかいといわれていますが、ここは人によって解り易い差と捕らえるか否かは別れる様です。

上記のとおり、色合いが淡いので明るい印象になりますから、家族が集う団らんの場であるダイニング用のテーブルセットに良く使われます。

まっすぐですから、大家族用の大きなテーブルの天板にもよいですよね。

カウンターテーブルにも愛用されます。

特に北欧風デザインのものですと、シンプルで明るいカラーリングでまとめることが多いですから、タモ材の色合いはとてもよく馴染みます。

テーブルだけではなく、チェストにもよく使われます。

また、木目の美しさを活かしてこたつテーブル、ローテーブルにも広く愛用されています。