普段の生活はもちろん、災害が起こった後の避難生活でも役立つジョイントマット。
災害の時、避難してきた地域のみんなが集まり、生活の場ともなる避難所でもあると助かります。
では、どのようにジョイントマットを活用すればいいのでしょうか。
災害が起こると、公民館や体育館には多数の避難者が詰めかけます。
公民館の和室なら畳敷きなのでまだ良いのですが、体育館のような固い床だと避難生活の辛さが特にこたえます。
体育館の床は長時間過ごすには固く、断熱も十分でない構造のため冬は底冷えもします。
避難も一晩ならまだしも、2日3日と続きさらに長期化すると、固い床の上で寝ると足腰が痛くなかなか寝付けなくなります。
冬だとただでさえ冷え切っているのにますます底冷えが響き、体調を崩す原因になります。
大規模な災害で支援の手が回ってくると、寝付きやすい段ボールベッドの寄付も入って来たりしますが、道路が寸断されていたりして支援の手が遅れることもあります。
特に規模の大きな災害だと、体育館や役所の廊下にも避難民が溢れかえります。
こうした場所も床が硬く、とてもまともに寝られません。
睡眠が十分に取れないと、ただでさえ疲れる避難生活でさらに疲れがたまり体調を崩しやすくなります。
せっかく災害から逃れたのに、体調を崩して最悪の状態になってしまっては残念です。
こうしたときに、ジョイントマットがあると避難生活の辛さも緩和されます。
ジョイントマットはクッション性がありますので、固い床にそのまま毛布を敷くよりも足腰へのダメージが少なくてすみます。
さらに冬期の避難ですと、床からの底冷えをシャットアウトして防寒用にもなります。
寒冷地域の避難所には厚手のジョイントマットを用意しておくと助かります。
自治体の会館などに備蓄しておくと良いでしょう。
避難所が開設されたら素早くマットを敷き詰めた方が良いですから、大判サイズのもの一択ということになりますね。
また、厚さもできるだけあった方がいいです。
避難所には小さいお子様連れの方も多いですから、転んだ時の安全対策にもなります。
というわけで、「避難所には極厚の大判ジョイントマットがオススメ」ということになります。
寒い冬には暖房器具を持ち込む人もいるかもしれませんので、耐熱仕様のものにした方がなお良いです。