官舎退去時の原状回復費用を抑えよう
期間の長短に関わらず、官舎を退去するときは原状回復していかないといけません。
クリーニング業者を頼んだり、畳を入れ替えたりする費用はきついもの。
どうやったら、原状回復の費用を抑えて引っ越せるでしょうか。

原状回復費用の嵩む元は?
まず大幅に原状回復費用を抑えられるとしたら、お部屋のクリーニング代です。
特に気をつけないといけないのは油やカビの汚れです。
油汚れは特に、時間が経つとガッチリとくっついてしまい、なかなか取るのが難しくなってきます。
キッチンにこびりついた油の汚れや、床のカビの汚れができてしまうと自分で掃除するのもプロに頼むのも大変です。
改造や改築を一切しなくても、こうしたしつこい汚れをつけてしまうとあとが大変ですし、回復費用がかさむ元です。
ですから、取るのが大変な汚れはつけないこと、こびりつく前に掃除をすることを習慣づけましょう。
お料理の合間に拭き取り、終わった後に拭き取りと毎日油は拭き取りましょう。
お料理の合間に拭き取り、終わった後に拭き取りと毎日油は拭き取りましょう。
クリーニング費用を抑える暮らし方は?
これは何と言っても掃除をマメにすることがまず第一です。
油汚れがしつこく付きやすい換気扇の掃除も、週1回はやったほうがいいです。
また、シートをつけたりして掃除を簡略化しましょう。
そして床や壁にカビを生えさせないこと。
すのこベッドやロフトベッドのような通気性の良い家具を活用しつつ、換気や除湿に気を配りましょう。
消防や自衛隊のような体育会系公務員の場合、日々の仕事や訓練で汗もたくさんかきます。
汗臭いままゴロゴロされるとカビが生えやすくなります。
デスクワークの部署ならまだしも、訓練のハードな部署や、屋外での作業が主な部署にいるご家族には帰宅したらすぐお風呂に入ってもらって洗濯も早く済ませましょう。
お子様がいらっしゃる場合、床や壁には落書きをさせないようにしましょう。
借り主側の過失や故意で壁のクロスを汚すとクリーニング代が上がる元です。
特に取れにくい油性マジックやボールペンは、言うことを聞くようになる年齢までは手の届かない場所か引き出し付きの収納にしまいましょう。
家具の置き方にも注意しよう!
原状回復費用を抑えるには、畳や床をなるべく凹ませないことも大事です。
畳の部屋にはあまり重い家具を置かないようにしましょう。